親が望む子供の友達と子供が好きな友達は同じとは限りません。
親が望む友達とは、端的に言えば子供より勉強もスポーツも挨拶もできる大人受けしやすい人間ですね。
子供はそんなこと関係なく、自分に気が合う子供と付き合います。いわゆる似たような子供です。
どうしても子供の成績が悪くなると、勉強方法だけでなく、塾が悪いとか付き合っている友達が悪いとかに考えが発展してしまいます。親としてはどこかに押しつけて原因を究明したくなるのは当然です。
また子供と喧嘩した時も、「友達との付き合い方を見直した方が良い」なんてことも言ってヒートアップすることもありました。
これは完全に親が子供に対する過干渉です。何度も言いますが子供は親の分身ではありません。自分とは違う別人なのです。親が完璧でないように、子供には完璧を求めてはいけないのです。
またこれからの時代は勉強ができる人間だけが生き残れる時代ではありません。より人間にバイタリティが求められる時代が来ました。つまり親が理想とする子供の友達だけが子供の人生にとって良いとは限らないのです。
そこで親は子供をより良い環境に導くために、近視的なものの見方ではなく、いろいろな物事を許容するくらいのバイタリティ溢れた物事の見方が必要になると思います。
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