受験日が近づいているため、主要私大の2019年から2020年にかけての動向について説明します。
現在、受験生および大学では何が起こっているのかは、既に皆さんご存じですね。
現在は大学の定員超過率の基準が段階的に引き下げられ、越えてしまうと私学助成金がカットされてしまうため大学サイドは合格者を絞り込んでいます。
そのため主要私立大学は昔に比べても更に狭い門になっています。
こうしたことから、数年前では合格していたかもしれない受験生が、志望校に入学できなかったり、やむを得ずワンランク落とした受験になってしまうなど受験生にとって非常に厳しい状況が続きます。
こうした傾向は、下記に記載しましたように主要大学の合格者数を
確認してもはっきりと表れています。
大学別に2018年度比の合格者増減数、2018年度と2019年度の倍率推移(週刊ダイヤモンドより参照)
〇首都圏
早稲田大学 :+34名、 8.1倍→7.6倍
慶応義塾大学 :▲20名、 4.9倍→4.8倍
上智大 :▲336名 6.0倍→5.8倍
明治大 :+721名 5.7倍→5.1倍
青山学院大 :+823名 8.6倍→7.4倍
立教大 :+766名 6.9倍→6.1倍
中央大 :+1918名 5.8倍→5.4倍
法政大 :+348名 7.0倍→6.5倍
〇関西圏
関西大 :+557名 5.8倍→5.6倍
関西学院大 :▲578名 4.3倍→4.2倍
同志社大 :▲911名 3.6倍→3.5倍
立命館大 :+2392名 3.9倍→3.4倍
上記のデータからも首都圏では一目で最難関の慶応義塾大・上智大の合格者数が2018年と比較し2019年度は減少。早稲田大も若干名が増えている程度です。
その反動で次点である難関校のMARCHが軒並み合格者が増えています。
関西圏では関関同立の中でも格上の存在である同志社大・関西学院大が減少し、関大・立命館大の合格者が増えています。
これは受験者が2018年度と比較して、2019年度はより安全圏で受験するようになったからと言えます。
つまり本来であれば上位の大学を狙えていた受験生が安全圏を受験することで、次点の大学の合格の難易度が上がっているのです。
また2020年度は新入試改革案で、受験生だけでなく親御さんもいろいろと改革案に翻弄された方も多かったことと思います。
今後も行政の政策変更により、今後も難関大学を狙う受験生にとっては狭き門が継続するのは必至です。
結局言えることは、このような行政の政策変更に一喜一憂しない受験対策を早いうちから進めておくことが、受験生や親御さんにとっても必要なことと考えます。
それは特に英語の受験対策でいえば、別のブログでも説明させて頂いたのですが、真の英語力を身につけることです。4技能を正しく効率的に身につければ、どんな試験方法であってもそれほど受験生が右往左往されることはないと思います。
また将来に渡っても使える英語を身につけた方が絶対に良いのです!
英語の勉強方法などについてはこちらをご参照ください。
英語エッセイで成績を短期に大幅アップ
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中学生・高校生向け短期海外留学のメリット
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