推薦入試で入りやすい国立大学ランキング　１位～４０位

今から約２５年前には１０万４千名いた受験者数が２０１９年度は約９万５千名と１万人の受験者が無くなっております。また国からの運営費交付金も年々削減されて学校側も運営が厳しくなる一方です。そこで国立大も私立大に負けじと優秀な学生を獲得するため、推薦入試での入学者の割合を増やしていく傾向にあります。

今回は国立大学のAO・推薦入試対応を１位～４０位までをランキングにしました。どこの大学が推薦入試で入学しやすいか見えてきますので、是非とも受験の参考にして下さい。

国立大学のAO・推薦入試対応をランキング（大学名、AO入試での合格比率、定員）

１位：筑波技術大学　５７．８％、５２名
２位：鹿屋体躯大学　５０．０％、８５名
３位：豊橋技術科学大学　４３．８％、３５名
４位：室蘭工業大学　３８．５％、２３１名
５位：長岡技術科学大学　３７．５％、３０名
６位：旭川医科大学　３７．１％、６２名
７位：高知大学　３４．９％、３７３名
８位：京都教育大学　３４．７％、１０４名
９位：上越教育大学　３１．３％、５０名
９位：兵庫教育大学　３１．３％、５０名

１１位：徳島大学　３１．１％、４０１名
１２位：香川大学　３０．３％、３６９名
１３位：筑波大学　３０．３％、６３８名
１４位：群馬大学　２９．０％、３１８名
１５位：秋田大学　２８．８％、２７０名
１６位：福島大学　２７．７％、２６２名
１７位：山形大学　２７．１％、４５２名
１８位：佐賀大学　２６．９％、３４４名
１９位：浜松医科大学　２５．７％、４５名
２０位：福岡教育大学　２５．４％、１５６名

２１位：弘前大学　２５．３％、３３５名
２２位：北見工業大学　２５．１％、１０３名
２３位：九州工業大学　２４．４％、２３０名
２４位：愛媛大学　２４．４％、４２９名
２５位：東北大学　２３．９％、５６９名
２６位：島根大学　２３．９％、２７６名
２７位：大分大学　２３．０％、２４６名
２８位：北海道教育大学　２２．９％、２７１名
２９位：岩手大学　２２．７％、２３４名
３０位：岡山大学　２２．４％、４８２名

３１位：小樽商科大学　２２．０％、１１０名
３１位：帯広畜産大学　２２．０％、５５名
３３位：滋賀医科大学　２１．９％、３５名
３４位：静岡大学　２１．２％、４１１名
３４位：山口大学　２１．２％、４０６名
３６位：滋賀大学　２１．１％、１６２名
３７位：宇都宮大学　２１．０％、１８８名
３８位：長崎大学　２０．８％、３２６名
３９位：山梨大学　２０．６％、１７０名
４０位：熊本大学　２０．５％、３４２名

上記の大学名から見てお分かりになると思いますが、推薦入試での合格比率が高い学校は北海道・東北・四国・九州などの地方大学と教育大学や技術系の単科大学の割合が非常に高いことが分かります。やはり人気が低い地方大学や単科大学は少しでも早く大学改革が迫られております。推薦入試での入学者を少しでも早く優秀な学生を確保することで、大学の運営を安定化させたい意図が分かります。
ちなみに国立大学は指定校推薦ができませんので、公募推薦の割合になることを留意して下さい。

※上記数値は２０１９年８月発行のダイヤモンドセレクトを参照にしました。
推薦入試で入りやすい国立大学ランキング　41位～82位
立教大学・青山学院大学の系列高校からの内部進学数
明治大学・法政大学・中央大学の系列高校からの内部進学数
偏差値と比べた就職に強い大学（41位～58位）
偏差値と比べた就職に強い大学（1位～40位）