国語、特に文章問題や長文問題が嫌いな受験生は結構いると思います。
それはなぜだか分かりますか?
最近はスマホでキーワードだけの流し読みが進み、活字離れが進んでいるからです。普段から文章を読みなれていないのです。
逆に本を読むのが好きな受験生は文章に慣れているので、よく問題にある「筆者の言いたいことはなんですか」や「それとは何を指していますか?」などが出てもすぐに解答がでてくると思います。
全く本を読まない受験生が国語の問題の長文を読むと、アレルギー反応のように著者が何を言っているのかさっぱり分からないと思います。
また国語の受験対策として、長文は毎回文章が違うので勉強をしても同じだと思っていませんか?
それは間違いです。長文こそ受験対策を間違わずにすれば一気に成績がアップしやすいです。
なぜかというと、本が好きな子供が自然に身につけている習慣を、本嫌いな受験生も強制的に身につければ良いのです。論理的に考える力を養うのことです。
その方法を2つ示します。
1.主語・述語を意識して読む
①誰が、何を、どうした。
②どこで、だれが、何をした。
というように文章を明確に意識して読み込みます。
2.助詞のてにをは には特に気を付ける
主語・述語が気になると、「てにをは」が気になりだします。
日本語は助詞が違うだけで、随分意味のちがう文章になります。
ライオンは鳥をたべる。
ライオンと鳥を食べる。
当然のように、助詞が違うだけで、随分違う文章になります。
また接続詞で、その後の文章の方向性を暗示しているのです。
「なぜなら」「したがって」:先ほど述べた文章を補足説明している。
「しかし」「ところが」 :前で述べた文章とは違った見方でみている
「つまり」 「すなわち」 :前で述べた文章を言い換えしている
「あるいは」 :二つあるうちどちらか一方を選ぶ
このように接続詞の意味を正確に理解すれば、長文や難文になっても筆者が何を言いたいのか理解できるようになります。
他にもポイントはありますが、まずはこの2点をおさえながら読解する練習を積むことで格段に読解力が上がることは間違いないです。
それには活字を読む習慣を意識的につけてあげることが重要です。それが最も効果的なのが新聞を読むことです。新聞を読むと国語力がアップする理由を紹介します。
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