中学生・高校生の進学塾選び

中学・高校受験

このブログを読んでおられる受験生や親御さんは一度は進学塾や学習塾選びで悩まれたことがあると思います。

また3割程度の方は学習塾を1~2回程度かえているのではないでしょうか?

私の子供も学習塾を1年間で2回変更しました。
1回目は期待していた塾の方針と合わなかったこと、2回目は塾の先生から罵声を浴びたことから質問できなくなり塾に行きたがらなりました。
2回目の塾では塾自体が先生のパワハラを認め、先生が異動になってましたが、やはりそのような塾に通わせたこと自体に責任を感じましたので、塾を変更しました。

3回目の塾は先生が教え方が上手だったこともあると思いますが、
それ以上に先生の話が面白かったようで、毎週楽しみにして行っていました。そこでは成績も少しづつでしたが、着実に伸ばしました。

 

この経験を踏まえて失敗しない進学塾の選ぶ基準をご説明します。

 

気をつけなければいけないのは、塾の先生が学校の先生と違い倫理的観念が欠けている方が存在するということです。

つまり学校の先生は成績が良い子や悪い子であってもヒイキや生徒の好き嫌いはできるだけ抑えようとしますが、塾の先生は非常に露骨に現れてきます。

時には子供を罵倒したり、塾をやめろと強要したりする塾もあることを聞いています。

 

当然、塾としては進学実績を残す必要があるので、成績が良く結果の出す子供が全てなのです。結果を出す子供が塾にとっての商品なのです。

また進学の実績が多くある塾によっては、親御さんが塾の先生を学校の先生以上に神のように扱われる方もいるくらいです。

結局良い塾、悪い塾の見分け方は千差万別です。
1つ言えることは、全ての子供にとって悪い塾はあるかもしれませんが、全ての子供にとって良い塾はありません。

但し、一般的には多くの進学実績がある塾が良いと思われている塾なだけです。
そこには問題の解き方や教え方のノウハウなどの蓄積はあると思いますが、 決して自分の子供に最適な塾とは限らないのです。

 

それでは子供に合う塾の選び方はどこにあるのでしょうか?

私は子供が塾の先生や塾の雰囲気が合うのがまず第一前提と思います。
塾の方針や塾の先生が持っている人柄も一つです。嫌いで苦手な先生がいると、どうしても授業が嫌いになってしまい易いです。

 

それを見極めるために入塾体験をしましょう。ほとんどの塾にあると思います。入塾体験は入塾前提で決めるのではなく、自分の考え方にあっている塾なのか選定する前提で体験をすべきと思います。

私はなぜこれを第一にするかというと、勉強のできるトップクラスの子供はどの塾にいってもトップクラスの成績をとってきます。進学塾は特にトップクラスの子供が集まります。

 

受験や入塾で悩むのはトップクラスになりたい中の上、もしくは上の下くらいの成績の受験生やその親御さんです。

 

思春期の子供には親が「経験から勉強しろ!」と言っても聞きません。それが塾の先生の授業が楽しかったり、塾の先生を信頼出来たりすると放っておいても勉強をやるようになります。

なぜなら、好きな授業や好きな先生には良く思われたいからです。これは極めて単純ですが、人間て大人になっても同じです。
そういう先生が存在すれば、親の思いを信頼する塾の先生に代弁してもらい、勉強をもっとするように持っていくことだってできるのです。

受験は長距離を走るマラソンと同じです。
勉強が先生と合わないから、また先生に質問ができないから嫌いになった生徒がたくさんいるのです。

 

勉強は楽しんでするのが理想です。また苦しい時期は必ず誰にでもあります。この苦しい時期を乗り越えるには、受験生一人ではなく親御さんはもちろんのこと信頼する塾や学校の先生がいれば心強いです。

こういった子供の味方をどれだけ周辺に作ってあげるかが重要な塾の選び方であると私は考えます。

是非とも、塾選びはとことん選び抜きましょう!

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