三重県立高校の最難関大学の合格実績

三重県立高校の最難関大学の合格実績

それではみんなの高校情報において、三重県の偏差値上位５校までの県立高校の偏差値と平成31年度の合格実績を比較して本当に偏差値通り大学受験でも合格実績を残している学校なのか検証したいと思います。
みんなの高校情報　三重県偏差値

三重県の上位は公立高校がほとんどを占めますので、他県と比較して偏差値７０を超えるトップ高校が少ないことが分かります。ただし唯一のトップ高校である四日市高校の普通科国際科学コースおよび普通科は他県の超難関私立にも負けない偏差値や実績を誇っています。しかしそれ以下の高校となると公立高校では超難関大学への合格実績が非常に乏しいのが分かります。

１位：７２：四日市高等学校　普通科国際科学コース

２位：６９：四日市高等学校　普通科　生徒数350名
東大10名、京大22名、名古屋大32名、大阪大9名、神戸大14名、九州大2名、東北大2名、北海道大6名、一橋大2名、東工大1名、大阪市立大2名、大阪府立大4名、早稲田大28名、慶應義塾大11名、東京理科大34名、上智大2名、明治大18名、青山学院大2名、立教大6名、中央大24名、同志社大79名、立命館128名、関西大16名、関西学院大20名、南山大63名

※名古屋大32名のうち24名、南山大学は63名のうち49名が現役合格ですが、全体的に6割程度は浪人したうえでの合格者になります。同志社大に至っては79名のうち63名が浪人での合格者です。

３位：６８：津西高等学校　生徒数240名
名古屋大8名、大阪大2名、神戸大3名、北海道大1名、一橋大1名、早稲田大名、東京理科大5名、上智大2名、明治大3名、青山学院大3名、法政大3名、中央大4名、同志社大14名、立命館38名、関西大27名、関西学院大13名、南山大30名

※東大、京大の合格者がおらず、トップ層で名古屋大になります。ここで奈良県立で偏差値が同程度の６９の畝傍高校（生徒数400名）と大学合格実績を比較しても歴然と上位層の違いが分かります。合格実績からみると、超難関大学の現役合格を狙うのであればこのデータをベースに考えてみるのも良いと思います。

参考）奈良県の畝傍高校の合格実績（京大6名、北海道大1名、名古屋大2名、大阪大20名、神戸大15名、九州大2名、大阪市立大28名、大阪府立大1３名、早稲田大5名、慶應義塾大6名、東京理科大2名、明治大2名、立教大3名、中央大13名、同志社大94名、立命館88名、関西大161名、関西学院大41名）

４位：６７：暁高等学校　私立

４位：６７：鈴鹿高等学校　私立

４位：６７：上野高等学校　生徒数280名
京大1名、名古屋大1名、大阪大2名、神戸大3名、北海道大1名、大阪市立大1名、大阪府立大1名、早稲田大名、慶應義塾大名、東京理科大1名、立教大2名、中央大1名、同志社大10名、立命館25名、関西大22名、関西学院大6名、南山大2名

※最多合格実績は近畿大62名、畿央大48名と関関同立以上の超難関大学を狙うのは非常に厳しいのが実情です。

４位：６７：桑名高等学校　生徒数360名
京大2名、名古屋大16名、大阪大2名、北海道大1名、東工大1名、大阪市立大1名、大阪府立大2名、早稲田大2名、慶應義塾大6名、上智大2名、明治大4名、青山学院大名、立教大2名、中央大2名、法政大1名、同志社大20名、立命館47名、関西大7名、関西学院大5名、南山大78名

※名城大125名と最も多く、その次に中京大と愛知大に各54名の合格者となります。この学校も上野高校と同様に実績だけで比較すると関関同立以上の超難関大学を狙うのは非常に厳しいのが実情です。

４位：６７：津高等学校　生徒数350名
京大6名、名古屋大21名、大阪大7名、神戸大名、九州大1名、東北大1名、大阪市立大5名、大阪府立大5名、早稲田大10名、慶應義塾大4名、東京理科大8名、上智大1名、明治大6名、青山学院大2名、立教大4名、法政大4名、同志社大70名、立命館120名、関西大38名、関西学院大16名、南山大49名

※関関同立クラスに多数合格実績を誇っています。同じ偏差値の上野高校と比較しても圧倒的に超難関高校への合格者数が多いことが分かります。

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