日本史や世界史など歴史の勉強はどのようにしてますか?
数学・英語・国語・物理・化学など他にも勉強しなければならない中で、
日本史や世界史の勉強時間は極力少なくしたいはずです。
通常は教科書を読みながら、資料集で確認、年号は
別途暗記しているのではないでしょうか?
恐らく皆さんは
恐らく皆さんは奈良時代を勉強し終わった後に長い平安時代を勉強する、この方法で勉強を 進めているのではないでしょうか?
そうすると平安時代が終わった頃には、奈良時代は半分程度忘れている、また覚え直す。これの繰り返しだと思います。
これは時間のない受験生にとっては、非常に効率が悪い!
それではどのような日本史・世界史の勉強方法が効率的なのでしょうか?
今までの歴史の勉強時間が半分になる勉強方法を4点にまとめました。
1.まずは教科書や参考書を使って、全体の歴史の流れを一読します。
ここで重要なのは、歴史は繋がっていることと時代の背景をまずは学習します。
2.次は年表を確認していきます。
ある程度時代背景が理解できれば、年表での大きなイベントも理解しやすいと思います。
なぜはじめに歴史の流れを確認し、年表やイベントを確認するのか?
試験ではコマゴマとしたことが出題されますが、それもこれもあくまでも長い歴史の中の一つの出来事やものごとなのです。
理解を深めるために、例を使って試してみましょう!
例)鎌倉時代末期に起こる 永仁の徳政令、御成敗式目、承久の乱、元寇(文永の役)の時代の並び替え問題です。時代を順番に並び替えてください。
歴史の流れを理解していれば簡単です。
答えは、、、
1221年:承久の乱
1232年:御成敗式目
1274年:元寇(文永の役)
1297年:永仁の徳政令
1333年:鎌倉幕府滅亡
時代背景の説明としては簡略化すると以下の通りです。
・後鳥羽上皇らが政治の実権を取り戻すため起こした承久の乱は幕府が朝廷に勝利。
・鎌倉幕府執権の北条義時が朝廷を武力で倒し、北条氏による執権制度が創設。頼朝の血統が絶えても鎌倉幕府体制は永続するように制度整備がされた。それが御成敗式目という初の武家法。
・1274年の文永の役と1281年の弘安の役の二度にわたる元寇があり、阻止はできたが、外国相手の戦のため得るものは無かった。そのため御家人への恩賞は少なく、御恩と奉公のの信頼関係が崩れ始める。
・鎌倉時代中期から貨幣が浸透したが、これに順応できない御家人が多かった。救済策として幕府は永仁の徳政令を発布したが失敗。
・後醍醐天皇による鎌倉幕府打倒は、この武士たちの不満を利用する形で行われることになる。 そうして鎌倉幕府は滅亡した。
ほら、このように時代背景を理解するとイベントや人物、ものごとが理解しやすくなり、記憶に残りやすくなります。
3.時代背景やイベントをしっかりとおさえたうえで、細かな年代ごとに起こる細かなイベントや人物、ものごとを覚えます。
歴史の勉強は繰り返し覚えては忘れて、また覚えるを繰り返ししているので、忘れるイベントや人物、ものごとが少なければ少ないほど復習に充てる時間が削減できるのです。
4.仕上げにイベントや人物、ものごとを覚えた後に再度、年表を使って確認していきます。
年表と照らし合わせながら、覚えたものごとや人物などを再確認していきます。
これで理解度は非常にアップしますし、大幅な時間の節約ができます。
また年代の入替問題や年号が非常に得意になります。
すぐに実践して、是非とも日本史もしくは世界史を得点源にして下さい!
このように日本史は 暗記だけでなく解説等から理解してこそ、非常に効率の良く点数が取れる科目になります。学校に行くまでに電車や就寝前など少しでも空いた時間を活用することをお奨めします。
スタディサプリなど低価格で手軽に使える解説動画を使えば、いつでもどこでも空いた時間に学習ができ、有名講師の非常に分かりやすい授業ですので理解にはもってこいです。
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