勉強しない子供が勉強するようになる３ステップ

学校の勉強が嫌いで塾に行かせても、なかなか成績が上がらない。
むしろ最近は成績が落ちる傾向にある。

同じ悩みでストレスを抱えている親御さんが結構いらっしゃるのではないかと思います。
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基本は子供は勉強嫌いになるのは、親の対応が一番の原因だと言われています。

いつも親から「勉強したの？」「宿題したの？」「テストどうだった？」
こんなことばかり言われたら当然、勉強が嫌になります。

親である自分に置き換えてみて下さい。

例えば、会社で上司から営業であれば、「注文とれたの？」「今月の売り上げは？」、 技術者であれば、「実験の進捗具合は？」「あの実験の結果は出たの？
など毎日毎日、同じことを聞かれるとうんざりしますよね。
今まで楽しかった仕事もいつのまにか、何のために働いているのか分からなくなってきます。

これと全く同じことを子供にしているのです。

新しいことを学ぶということは、人間にとって本来は楽しいことのはずです。
また子供は本来正直です。子供は好きなことは放っておいても一生懸命やりますし、楽しいので自ら進んで取り組みます。

それを親がガミガミと子供に尋ねることで、子供の楽しみを取り上げているといっても過言ではありません。

つまり学校の勉強をしないのは、勉強が嫌いだからではないのです。
勉強をする環境を親が作っていないのです。

親が勉強を強いてしまうと、子供は必ず勉強嫌いになり、他の楽しいことにどうしても逃げてしまいます。

つまりは楽しいことを勉強にしてあげればよいのです。

親は何をするべきでしょうか？　3ステップで説明します。

ステップ１：

勉強をする環境を整えてあげてください。

それは親が勉強に関して、親から一切強制しないことです。
勉強をいつするのか？、勉強しなさい！は絶対言わないことです。

まずは1カ月試しに挑戦してみてください。1カ月の我慢です。

親にとって非常にツライ時期ですが、とにかく一切強制してはいけません。

子供は始めは遊んでいるかもしれませんが、そのうち勉強を始めます。
なぜなら、子供も将来が不安だからです。むしろ子供の方が不安に感じています。

自ら勉強を始めると、分からないことを解決したくなります。

ステップ２：

子供が自ら勉強しだすと、子供は親に勉強していることをアピールし始めます。
ここでは「もっと勉強したら？」とか言っては絶対ＮＧです。

まずは褒めるのです。とにかく褒めましょう。

親から褒められることや認めてもらえるのは、子供にとって一番の喜びです。

日本人は相手を褒めるのが下手です。
ですので、褒めすぎても良いぐらいだと思います。

子供はまた親に褒められたい認められたいので、頑張ろうとするはずです。
子供を褒めると成績が上がる

ステップ３：

そのうち勉強を始めると、スランプが来るはずです。
そしてそのストレスを親や兄弟に当たったりします。

これは悪いことではなく、良い循環ですので安心してください。
親や兄弟に当たらず、他人に当たることが問題です。

ここでは子供が信頼している人間から、子供にアドバイスをしてもらうようにします。

塾の先生や習い事の先生など、子供が信頼している人間からのアドバイスが最適です。

信頼しているのが塾の先生であれば、子供に分からない勉強も教えてくれるはずなので一番良いですが、他の習い事の先生でも、祖父母でもよいと思います。

親以外の第三者からも、認めてもらえることが分かれば、子供はスランプを乗り切れるはずです。要は子供に自尊心をもたせるのです。

ここで親のアドバイスは絶対ＮＧです！
親の言うことを子供は素直に聞きません。

その環境を親が整えてあげるのです。子供はどの人と相性が良いのか、信頼しているのかなど普段から観察して下さい。

子供の普段の言動からも分かるはずです。

ステップ１～３まで紹介しましたが、ステップ３を乗り越えれば子供も少しづつ強くなっています。

受験の成功を掴むにははテクニックだけでは乗り切れません。
長いマラソンです。精神的にも人間的にも強くなければ乗り越えられません。

それには子供が主体で勉強する環境を作ってあげるのが、親の役割であることを
常に認識しましょう。

その先には必ず栄光が必ず待っています！

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