勉強や頑張りの成果としてのお小遣いの賛否

親の心得

子供が一生懸命勉強したり、テストの成績が良かった見返りに何かのご褒美をあげたことはありませんか?おそらくたくさんの親御さんは経験されていると思います。
それでは褒美は何をあげましたか?中学生・高校生になれば、お菓子やケーキなどではもう喜んでくれません。それではお金をご褒美としてあげることはいかがでしょうか?


 

ご褒美にお金あげるなどは様々な教育本やブログでは賛否両論ありますが、私は子供が頑張る過程や成果・実績に対してお小遣いを与えることは基本的に賛成です。また毎月自動的に貰えるお小遣いより頑張った成果によるお小遣いの方が絶対に子供は嬉しいはずです。

なぜなら目標に向かって努力をした結果、お金を得ることについては、もっと小さい子供のうちから知っておくべきだと私は思います。

 

日本人は幼い子供にとってお金とご褒美を分け隔てる傾向にありますので、おそらく多くの親御さんは子供の成果に対してお金を与えることに抵抗感があるかと思います。

ただ人間が社会生活を営むうえで、お金を稼いで生きていくことは切っても切れないことなのです。むしろお金を稼ぐことの難しさを子供の頃から積極的に親が教えていくべきなのではと考えています。

そのうえでも、問題集の難易度や1冊やり終えたなど、褒美の大小を変えるのも一つの方法と考えます。達成感と同時にご褒美をもらえるのは、単純に親から自動的にお小遣いをもらうよりも、喜びが一層大きくなると思います。

逆に注意すべきことは、子供が一生懸命頑張って得た小遣いが大人にとってツマラナイ使い道であったとしても、注意しないことが大切です。大人と子供の価値観は当然違う訳ですので、これは親の過干渉になります。

子供にとっても、努力によって得られたお小遣いは愛おしく、しっかりと使い道を考えるはずです。

大人になれば、当然仕事の質や価値でお金の大小は決まっていくのは常識になるのです。出来るだけ早く子供にお金の価値を教えましょう。


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