英語の配点が高い難関高校

中学・高校受験

前回のブログでは高校・大学受験生の特徴に合わせて得意教科を活かした受験方法があることを説明しました。今回英語に絞ってどのような難関校への合格方法があるのか掘り下げたいと思います。

英語が得意な受験生のお奨め難関高校

・立教池袋高校

募集人員は15名とすくないですが、試験は英語Essay Writing・英語Speaking(Interview)と自己アピール面接(日本語)のため、英語が得意な受験生は非常に有利です。

ただし与えられたテーマについて自分の考えなどを100語ないし130語の英文で表現するエッセイライティングがありますので、英語エッセイの対策は必要です。また大学への内部進学率も高いので、非常にお奨めできる高校です。
立教池袋高校の一般入試情報

 

・法政大学中学高等学校

一般入試の選抜方法は、国語・数学(各50分・各100点)、英語(60分・150点、リスニング含む)の筆記試験(350点満点)と、グループ面接になります。やはり英語の配点が半分を占めます。

ただし評定加算点も大きいので、内申点がある受験生にとってもメリットがあります。
中学校が都道府県に提出する調査書評定(5段階)の9教科単純合計が32以上であり、教科評定に2以下がない場合、筆記試験合計点に評定加算点を加算します。評定32~35の場合「10点」、評定36~39の場合「20点」、評定40以上の場合「30点」、推薦入試受験者にはさらに「20点」となっています。
法政大学中学高等学校の入試情報

 

・慶應義塾ニューヨーク学院

慶應義塾大学付属のニューヨークにある付属高校です。もともとアメリカの駐在員の子息をメインに受け入れてきた歴史があるため、英語と数学と日本語の試験のなかでも英語の比重が非常に高い高校です。

日本語は日本語能力がどの程度なのかを参考にみる程度ですので、ほぼ英語と数学が重要視されます。
またこちらの学校はAO入試(12月と6月の2回)、一般入試(2月)の3回受験する機会があります。

ただしいずれもインターネットで出願するのですが、学業評価書や行動・性格評価書、入学志願者調査書などの事前提出書類が非常に多く、受験生がどのような人物なのかを重要視もしています。
恐らく、慶應義塾大学のほかの付属高校の入学試験では獲得できないユニークな人物や視点を持った生徒を集めているのではないでしょうか。

提出する書類選考では保有資格等をアピールする項目がありますが、専門塾などでの論評では一般的に英検2級以上の取得していることが望ましいとされています。
慶應義塾ニューヨーク学院の入試情報

 

※このようにしてみますと、慶應義塾や立教大学、法政大学などの最難関大学の付属高校が英語を非常に重視していることが見えてきます。

また早稲田大学や中央大学、青山学院大学の付属高校も確認しました。帰国子女向けの試験はありますが、一般入試では英語の配点が特別高いということはありませんでした。

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コメント

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